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 【R18 花主】本音を言って

* 無表情なあなたへの気苦労七題 * お題配布元 >> jachin様


ついに辿り付く所まで辿り付きました。
良かった、これで本気で花主って言えます。つか、ここまで行かないと花主に見えないのはもう仕様と言う事で諦めました!
近いうちに主人公設定のとこにも書き足してきます。

話の流れとしては『視線が痛い、無言が怖い。』の続きになりますので、先にそちらを読んで頂いた方がいいかと思います。
とは言え、読んでなくてもまったく問題ないただのエロですけどねw

そんな訳で、以下ヤッてるだけです(ドきっぱり)のでR18でお願いします。
興がのって長くなりすぎた気がしますorz



<<視線が痛い、無言が怖い。
*****


絡まっていた舌をゆっくりと引き抜く。その間を繋ぐ細い銀色の橋を唇を舐めることで断ち切った。
孝介の潤んだ瞳が丸めていた背筋を伸ばすことによって僅かに離れる。けれど、お互いの欲望の切っ先を交換したことで、キスをする前より気持ちは間違いなく近づいていた。

「やべぇ、なんかすげードキドキすんだけど」

陽介の肩に両手を置いて膝の上に乗り上げた孝介の胸元は、先ほど孝介自身の手で肌蹴られたまま。目の前でシャツの隙間からちらちら覗く胸の飾りが、赤く熟れたように見えるのは陽介の見間違いじゃないだろう。
誘われるまま、そっと唇を寄せる。

「んっ」

最初は触れるだけ。間を置かずやんわりと唇で挟む。硬くなった突起が抵抗するのが嬉しい。
気持ち反りはじめた孝介の背は右腕に預け、左手で唇と同じように反対側を刺激する。力の加減で幾分唇より強い刺激を与えてしまうが、それでもあくまで優しい愛撫を続ける。

「っ、あ」

じわじわと何かが腰を上ってくる。それに誘われるように孝介の腰が浮き始めた。自然身体が持ち上がり、乳首が陽介の唇から外れる。

「逃げんなって」
「べ、つに逃げたわけ、じゃ……ぅあっ!」

唯一孝介のそれについていけた左手が今までとうって変わった強い力で挟み込んだ。急に与えられた強い刺激に孝介の背が反り、更に陽介から上半身が遠ざかる。しかし、今度のそれも陽介の左手を振り払うには至らず、更に続けられる愛撫に孝介の口からは濡れた悲鳴が漏れはじめた。
背が反った事によりできた腰の隙間から、支えていた右手を滑り込ませる。下着と肌の間を指先で器用に掻き分け尾てい骨まで達すると、指の腹でぐっと押した。

「痛っ、ちょ、花…むら、んんんっ」
「痛いだけじゃねぇだろ?」

鼻に抜ける声が骨を押された事による痛み以外の物の存在をはっきりと示している。それに後押しされ陽介の指は奥へと入り込む。けれど所詮ベルトをしたままの状態でできた隙間など、たかが知れていて。僅かに尾てい骨を越えた辺りで手首が進行を妨げた。

「キツイ……な」

ベルトを緩めようにも右手は言わずと知れた下着の中、左手は胸の飾りを弄ぶのに忙しい。空いているものと言えば、先程逃げられ寂しくなった口元ぐらいか。しかし、いくらなんでもそれでベルトを外すことはままならない。ならばせめてもと、自分の目の前に押し出されてきている孝介の欲望を服の上から食んだ。

「ぁああっ!」

訪れた刺激に、孝介が陽介の制服をきつく握り締める。些か巻き込まれた肩の肉がチリリと痛んだがじきにそれも外され、布越しの焦れた愛撫を必死に絶えようと孝介が頭自体を抱え込んできた。身体が前に傾いた事で抜くに抜けなくなった右手を開放するため、已む無く陽介は左手を下げる。そして自分の口元にある金属の戒めを緩めジッパーを下ろすと、下着の口を手前に引きながら孝介自身を引き出した。

「おお、元気じゃん」
「うるさい」

一度孝介の背後から右手を戻し、己の口の中で舐る。その間に制服を下着ごとぎりぎりまで下げてみるものの、元々スリムにできているそれは然程下まで降りない。仕方なく陽介はしがみつく孝介の腕を軽く叩き協力を求めた。

「月森、脚抜いて」
「ん」

言われるまま、片方の脚を床に下ろすと膝を寄せて脚を抜く。ベルトの重さも手伝って制服だけがストンと床に滑り落ちた。残った下着も膝を曲げて片方だけ引き抜くと、再び陽介の膝の上へと戻ってくる。

「うっわ、すっげヤラシイ」

片足に絡む下着、上半身は白い制服のシャツのみ。しかもその一枚の布の下から孝介の欲望が意思を持って勃ちあがっていた。
窓から差し込む日はまだ高い。
明るい室内に浮かび上がった恋人の妖艶な姿に、陽介はしばし時を忘れて見惚れた。

「花村?」
「え、あ、悪ぃ」

孝介に呼びかけられ我にかえると、両腕を伸ばしその唇を引き寄せた。そして深いキス。
陽介から仕掛けたが、じきにそれは孝介主体の物に変わり、己の欲望のまま、陽介の口腔内を艶かしく動きまわる。そんな普段の彼からは想像付かないような熱のこもった口付けに、舌の付け根がジンと痺れた。

「っ、ちゅ、は……んぅ、ぅう、ん」

夢中になっている孝介に引きずられそうになりながらも、かろうじて踏み止まると、陽介は自分のベルトを外し腰を僅かに浮かせて制服のズボンに手をかけた。そしてずるりと腰骨の辺りまで下着ごと引きさげて、既に散々孝介の痴態に煽られて硬くそそり立った陽介自身を引きずり出す。それを扱きたい気持ちをぐっと抑え、孝介の屹立に手を伸ばした。鈴口は既に先走りでぬるりとする。それを親指で塗り広げるように刺激した。

「んぁ! あ……んん」

扱きあげずにぐりぐりと先端だけを弄ると、更なる快感を求めて孝介の腰が小さく揺れる。陽介の口を塞いでいた唇も離れ、愛撫に呼応するように嬌声を漏らしはじめた。自由になった唇で、今度は強く乳首を吸い上げる。ちゅ、と音がするほど吸い付いて離すと、今度は舌で押しつぶす。硬さを確認してからその周りをぐるりと一周してまた食む。それを繰り返すだけで屹立の先端からは汁が溢れ、頭上では艶かしい声が響いた。

「やぁ、ぅ、は、あぁぁ」
「気持ち、イイみたいだな」

陽介の問いにこくりと首を縦に揺らした孝介の欲望が、ゆるく握った陽介の手の中を行き来する。さっきより腰の揺れが顕著になりだし、いつもさらりと乾いた孝介の肌が、湿り気を帯びてきた。徐々に身体も下がってきて、陽介にすがりつくような体勢になる。
そうしているうちに触られてもいない陽介の中心も涙を流しだした。おりしも近づいてきた孝介の後孔に先端を擦り付ける。が、孝介の腰の動きにつられてぬるりと尻の方へ逃げていく。その刺激も充分気持ちのいいものだが、陽介が期待したそれとはまだかけ離れている。かと言ってこのままどうこうできるはずもなく、嬌声が遮られることを少し残念に思いながらも、陽介は孝介の口腔内に己の指を二本差し入れた。

「……!? かふ、くぅ」
「舐めて」

乳首への愛撫も屹立への刺激も止める事無く、胸元から陽介が上目遣いに見上げて促すと、孝介は一度目を閉じて肯定し陽介の指を舐り始める。意図としたものではないのかもしれないが、その動きはまるで口淫をしているように見え、ごくりと陽介の喉がなった。

「ふ……はぁ、これでいいか?」
「上等」

充分に湿った己の指を孝介の蕾に添える。唾液に助けられながら周りを刺激しつつ徐々に中へと押し込む。

「っ!」

指先、爪、そしてなんとか一本目の第二関節まではおさめたものの、それ以上を入れるのは容易ではない狭さだ。もちろん前への刺激も忘れはしないが、如何せん唾液だけでは不十分だ。陽介自身からの先走りが足されても、まず難しい。

「あー…、どうすっか」

とりあえず、直接的に濡らすことを考える。孝介をそのままに陽介は自分の身体を引き抜いた。当然僅かに入り込んでいた指も孝介の中から抜ける。もう一度それを口内で湿らせながら孝介の背後に回りこみ、再び秘部に差し入れながら己の舌も這わせた。

「ああぁ、な、何して……んっ」
「しょうがねえじゃん、こうして濡らさねぇと入るものも入んねぇし」
「……ぁあん、だか……ら、て、舐め…る、な」
「舐める以外どうすんだよ」

階下に降りれば台所に油もあるだろうし、風呂場にはシャンプーやボディソープの類もあるのはわかっている。けれど、一時だってもうこの場から離れたくないのはお互いわかりきっていた。ならばここにあるものでどうにか凌がなくてはいけないのだが。

「ぅ、つ…くえの、上……にハンドクリ、ム、が」

言われて視線を向けると、確かにそこにはハンドクリームが置かれていた。家事を一手に引き受けている孝介の手を守ってきたそれをためらう事無く開けると、四本の指を使ってたっぷりとかき出した。
冷やりとした感触と共にクリームが孝介の後孔へと塗りつけられる。その一部を押し込むようにクリームにまみれた指が腔へと潜り込んだ。

「はぁっ、あ、ふぅ、ん」
「今度は大丈夫そうだな」

先程とは比べ物にならないほどのぬめりに、たいした抵抗もなく指が付け根まで咥え込まれる。それ以上指は動かすことをせず、陰部に近い尻を食んだり、屹立をゆっくりと擦りながら孝介の身体から力が抜けるのを待つ。程なくじわじわとした違和感はあるものの知らず覚えた恐怖は薄れ、孝介の身体が弛緩した。

「もう一本、行くぞ」

指の取られてない方の掌で押し広げながら、もう一本の指を腔に入っているそれに沿わせる。先端が飲み込まれた所で掌を離し、孝介の腰をするりと撫でてから再び欲望を握りこんだ。ゆっくり擦りあげながら、二本目の指もゆっくりと差し入れる。先に入っていたそれと同じ位置まで押し込むと、今度は指を大きく開いた。ねっとりとクリームの糸を引きながら後孔が開かれる。やわやわと開閉を繰り返しながら指を抽挿すると、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が漏れ、孝介の腔は徐々に解れだした。誘いこまれるように蠕動する内壁を指で感じながら、これなら、と陽介は己自身に手をかける。その手は直前まで孝介自身を刺激していたためか、透明な液体でどろどろだった。そこで初めて孝介がかなり煽られていた事を実感する。

「あ、ああ、んぅ、ふぁ、は、花む……ら」
「ちょ、待てって」

いつの間にかソファからずり落ちかけている孝介がその尻を陽介の膝の上に乗せようとしていた。陽介とてもう限界に近いが、まさかこのまま挿入するわけにも行かず、孝介の身体をもう一度ソファの上に戻して、背もたれへ手を置き身体を支えさせた。

「ん、ぬけ、た」
「ああ、すぐ入れるから」

尻ポケットに入ったままになっていた財布からゴムを取り出すと、クリームや汁で使いものにならない手の代わりに唇で封を切る。手早くそれを己の屹立に装着すると、孝介の腰を掴む形で後ろに立った。

「なあ、月森」
「な……に?」

先端を待ちこがれてヒクつく入り口へと沿える。それだけでも吸い込まれてしまいそうなのを陽介はぐっと耐えた。

「欲しいって言ってくんねえ?」
「花村?」

同意の元で始めた行為なのはわかっている。そして、孝介が自分を求めていることも充分にわかっている。
だからたった一度でいい。言葉で聞きたい。

「頼むわ」

ここまできて、さっきまでの勢いはどうしたのか。そう自分でも思うが仕方がない。
そんな陽介の不安な様子を肩越しに振り返った孝介が、充分過ぎるほど色気を含んだ瞳でみつめてくる。その目を見てるだけで馬鹿な事言わずにこのまま押し入ってしまいたくなる。けれど、これだけは譲れない。

「バカ陽介」

そう言った孝介の目は優しい笑みを浮かべていて。

「おれは陽介が好きだ。だからお前が欲しい」
「っ!!」
「あああぁぁっ!」

次の瞬間、陽介の肉棒がずぶずぶと孝介の腔へ入り込んだ。
一番嵩のある部分がおさまってしまうと、後は塗りこんだクリームが陽介を奥へと引き込んだ。いったん全てが入ってしまうまで、孝介の喉からは悲鳴が漏れ続けたが、それがおさまるのを機に、陽介が腰のグラインドを開始した。ゆっくり引き抜くと今度は腹側に押し付けるように押し込む。揺すりながら引き抜いて回しながら差し込む。繰り返すうち孝介の音色が明らかに違う部分に当たった。

「んあ! ああ……ぁん、ン、ああぁ、いぃ……」
「俺も、こう…すけ、あーすっげ……絞ま…るっ!」

硬くしこった様に感じるその一点をせめると、内壁がぎゅっと収縮する。危うく持って行かれそうになり、眉間にしわを寄せて何とかやり過ごした。が、抽挿を繰り返すうち、何度も締め付けられ、我慢もそろそろ限界だ。
見れば孝介もソファの背にすがりつくようにして快感に酔っている。

「ようす…け、よ……すけ…あ、ふ、ぅん、んぁ」

腰を突き出し陽介にされるがままに揺れる身体と反らせた顎。その口元から途切れる事無く溢れ出る嬌声。

「やっべ、マジもう限界っ! お前、色っぽ過ぎ」

それら全てに煽られて、陽介が悲鳴を上げた。

「おれ……も限かい、も、無理……そこ、擦……ンな」
「良いぜ、擦ってやるから一緒にイこう、な?」
「駄………目、ソファ汚れ」
「じゃあ、こうすればいいじゃん」

そう言うが早いか孝介の肌の上で揺れていたシャツで孝介自身をくるむと、打ちつける陽介の腰と同じリズムで扱きあげる。

「あ、あ、あっ」
「イクぜ? あ、出るっ! うぅっ!」
「――っ!! ぁ――っ!」

どくどくと熱い飛沫が孝介の奥に薄い膜越しで注ぎ込まれたのと同時に、孝介からも同じ物が吐き出された。




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