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NOVELS


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** 鹿住 槇 **
* 可愛くない可愛いキミ *
藤崎一也 / 徳間書店 キャラ文庫 / 514円 / 4199001441
 受子ちゃんは男の子版『計算マ●ちゃん』です (笑) って…ちょっと古いですね、この言い方 (笑) 自分が可愛いって事を自覚し、それを武器に今まで生活をしてきた七海。そんな彼と、彼を『可愛くない』と言い張る美化委員長の迅のお話です。実のところ、充分可愛いと思ってはいるらしいのですが、意地も手伝ってなかなか可愛いと言わない迅の葛藤が楽しくて、切ないです。七海も迅に『カワイコぶってて気持ち悪い』といわれ、カチ〜ン! ときつつも、なぜか気になって仕方ない。で、頑張って (?) カワイコぶらないように注意してる姿がまたいじらしいのですわ〜〜vv そして、その姿に迅はメロメロになっていくのですね〜vv もう! お幸せに! って感じで羨ましいです (笑)
■校則違反の罰掃除にきた七海。可愛いその仕草がどうにも計算されているらしく、迅には可愛く感じられない。そして不用意に言った一言が、彼らの関係を変える事に…。


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* 恋敵に伝えて *
Lee / 桜桃書房 ECLiPSE ROMANCE / 855円 / 475670512X
 鹿住先生の作品の中で、一、二を争うほどのお気に入りです。作品自体は三年ぐらい前のものなので、鹿住先生のものでは新しい方かな?
 攻と受がライバル関係からはじまるんですが、二股かけてた女の子がまた良い女なんだわ! あ、良い意味でです。彼女ならふた股かけてても許す!羨ましいわv
 受の真尋が可愛いですよ〜vv 一生懸命攻の箙さんと張り合おうとしてるんですが、ま〜そりゃあ高校生が社会人と張り合っても結果は見えてるって言うか…でも結局は勝ったも同然? 真尋的には不本意でしょうが (笑)
 基本的に真尋視点で進んでいくお話なので、最後の最後まで箙さんの気持ちが真尋にはわからないので、じれったいやら微笑ましいやら。
 書き降ろしのショート続編は箙さんのメロメロさ加減が見れて、好きですわvv
■高校二年の真尋はある日いきなり彼女に振られてしまう。その理由が『もう一人のほうが良いから』そう、真尋は二股をかけられていた!どんな奴かひと目見ようと彼女をつけると、なんと相手はエリートサラリーマンで…。


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* 優しい革命 *
橘 皆無 / 徳間書店 キャラ文庫 / 514円 / 4199000305
 いじっぱりな受〜〜〜vv はい、私のツボです (笑) なのでこのお話好きです! あ、学園モノです。学ラン学ランvv って…思いっきり趣味入ってます…すみません (爆) でも、ホントに良いお話なんですよ!
 主人公は、攻の曽我先輩。彼の視点なので、メッチャ渡 (受) が可愛い!甘えん坊なのにいじっぱり!あ〜もう頭をグリグリしてあげたくなっちゃいます!! って…渡は嫌がるだろうけどさ〜 (爆) どうしてもお兄ちゃんって位置を維持したくて、色々やってますからね〜。
 続編も入ってるんですが、これがまた…曽我先輩のメロメロっぷりが見れて楽しいですよ! うわ〜もう周りのことはある意味見えてないんだろうな〜とか思ってしまったり (笑) こう言うふうに尽くされるのって羨ましいですわ〜。
 それにしても、曽我先輩の従姉妹嬢。彼女の『恋愛感情とは革命みたいなもの』と言うセリフは、実感ですね〜。こう言うちょっとした所で、鹿住先生にどんどんハマって行く私です。言葉って不思議ですわ…。
■曽我と同じ図書委員の飛鷹稔には、11ヶ月違いの同級生の兄がいた。曽我はそのいじっぱりでブラコンの兄が気になって仕方ない。『三島由紀夫も森茉莉も嫌いじゃないもの』と言う従姉妹のセリフに首をかしげたけど…もしかして?


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* いじっぱりトラブル (続・優しい革命) *
橘 皆無 / 徳間書店 キャラ文庫 / 514円 / 4199000593
 はい、『優しい革命』の続編です。今回は渡視点でのお話。彼のいじっぱりの裏側にある恋心が…可愛い!! 素直になりたいのになれないなんて…ああもうvv 頭からパクっと食べちゃいたいですわ!(爆)
 前作では見えなかった渡の気持ちが良くわかるので、『なんだ結構渡ってばメロメロじゃん』とか思ってしまったり (笑) 革命は次から次へと起こっているようですね。ふふvv
 曽我先輩はと言うと…やんわりと強引? でもやっぱり弱気 (笑) 実は、受に振り回される攻って言うのも結構好きだったりします♪ 程ほどに降りまわされつつ、降りまわしつつ。良いカップルですわ〜vv
 今回も従姉妹嬢、良いとこ持ってってます (笑) 普通、こういう話に女の子が出てくると、なんかいや〜な感じの役が多いのですけど、鹿住先生の作品て、そうじゃないんですよね。さすがですよね!
■恋人同士になった曽我先輩とのHが弟の稔にばれてる!? それだけでもショックなのに、曽我先輩にとってはたいしたことじゃないなんて…。その上、曽我先輩の元彼女まで現れて…男同士でレンアイなんてできっこない!?


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* 夢中にさせて、させないで *
九条AOI / 角川書店 角川ルビー文庫 / 457円 / 404437113
 切ないーっ! すんごく切ないお話でめちゃめちゃツボ突かれましたっ! 主人公の汀 (受) が痛々しくて…終始汀の視点で書かれているから、最後まで八木 (攻) の気持ちがわからないんですよ。読みながら何度『なんてイヤなヤツなんだ!』と、思ったことか! でも、汀のいじらしさに涙誘われていつの間にか汀に同調してしまっている自分にビックリ。もしかして私、八木さんに惚れ始めてる?! ←既に『さん』付けてるし (笑)
 汀が自分の性癖を自覚してるので、余計切ないのかも…こんな想い叶いっこないって諦めちゃってるからなー。八木さん! 幸せにしてやってよね! と、切実に願う私なのです。
 それにしても汀が可愛いvv お父さん (汀のね) が自慢して回りたくなる気持ち、すんごくわかります! 私だって自慢するわ! だから当然纏まったなら八木さんも自慢したくなる事請け合いなのですvv だから、早くゲッチュするんだ、八木さん! (笑)
 それと、ひっかきまわし役で出てくる八木さんの幼馴染みである比護さん。彼がなかなか良い味出してましてねー! 自分だって結構シビアな恋愛してるらしいのに、汀と八木さんにまで関わって。でも、彼の働きがなかったら、二人はもっともつれたかと思うと、お節介万歳って感じ? (笑) なんにしても、彼にも是非幸せになってもらいたいものですわvv
■父親が酔いつぶれて部下に送られてきた夜、汀はその父の部下八木に恋をしてしまった。ちょっとした勘違いからデートの約束を取り付けた汀は、慣れたフリをして八木にある取引を持ちかけ…。
2003/11/15up


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* 夢の続きは恋の時間 *
祭河ななを / 集英社 コバルト文庫 / 419円 / 4086004968
 鹿住先生の記念すべき100冊目です! 凄いですよね…100作書くってどんな感じだろう。そして私はその100冊のうち、何冊持ってるのかしら? 数えてみたくなったり。そして抜けてるのを集めてみたくなったり (爆) いやはや、困ったコレクター魂です (笑)
 さてさて、前置きはこのくらいでレビューしましょうか。
 先生自身もあとがきで触れてましたけど、今回の主人公のマユ。ウジウジくんでした (笑) んでもそれを可愛いと思っちゃうんですよね。これが女の子だったら私きっと引くんだろうけど。同じクラスの人気者砂上に、まだ自分でも気付いてない恋心を寄せてるんです。これがまた健気でねぇ…。途中 (って言っても割りと最初の方ですが) から出てくる砂上兄がメロっちゃうのも大納得。砂上弟 (マユが想いを寄せてるのは彼です) みたいに同じ年だとイライラする部分があるんでしょうが、大人はそれなりに余裕があるから、そー言うとこ可愛いと思っちゃうんですよね。そしてハマルと (笑) 惑わせてますよ、マユ (笑) 天性の小悪魔? いや、そんなことはないか (爆)
 相手の砂上弟は小学生でした、って実年令がそうなんじゃなくて、やってることがね (笑) そして、兄弟共々人の話聞かないタイプだわ… (爆) マユが全部しゃべり終わるまで待ってられないし。ん? それともそれ程マユがトロいって事か? 何にしても、それがすれ違いのもとなんですよね。あ! 兄の方は策略かも?!
 それにしても。マユがこのまま芸能界に入ったりしたら大変だろうけど、見たい気が。続編出ないですかねー。二人の関係ももっと進めて欲しかったりvv
■クラスでも人気者の砂上に憧れ、こっそりノートに彼との仲睦まじい様子を書き止めるマユ。しかしそれは現実とあまりにもかけ離れたものだった。そんなマユの目に止まった1枚のポスター。そこに知った苗字を見つけて…。
2004/10/15up


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** 川原つばさ **
* 泣かせてみたい [1] *
禾田みちる / 徳間書店 キャラ文庫 / 495円 / 4199000313
 前々から…と言うか、学生の頃。川原さんの小説は同人で何本か読みました (某サッカー漫画のパロディでしたが)。それから幾星霜 (笑) 存在は知っていたのですが、勧められて始めて手にとりました、この作品! そして! 後悔〜〜〜(悔涙) もっと早く読んでれば良かった…勿体無い…。と言う事でハマりました! 良いですvv
 ホテルが舞台のお話です。コンシェルジェ…どんな職業だか良くわかってなかったんです…名前を知ってるくらいで。でも、この作品を読んで、よ〜〜〜くわかった気がしますvv カッコイイんですよね? 貴奨カッコイイですvv (ってそう言う事じゃない(爆) 慎吾が目指したくなるのもわかりますわ〜。あんなカッコイイ義兄がスマートにこなしているだけでも興味がそそられると言うのに、それに自分に合ってる気がすれば、これは目指さない方がオカシイですよね。
 他にもいろんなキャラが出てくるんですが、みな良い男ですわ〜vv 健さん、好きですvv でも私は擦り込みにあってるので貴奨×慎吾ですが (笑) 慎吾は健さんに指針を示してもらって、貴奨を目標にするんですね。良いわ〜これだけの人がいてくれれば、きっと成長できると思います。
 ところで、これは続き物です。一作目ですね。これ。なわけで、続刊はまた今度。ですが…スンゲー気になるところで終わってるんですよ!!!貴奨〜〜〜〜〜〜〜大丈夫なのか〜〜〜〜〜 (焦) はあ…読み始めたときは、これ一冊しか買ってこなかったので、どうして二巻目も買ってこなかったのかと後悔しましたが…二巻目買ったら買ったで…三巻目が気になっていた事でしょう (笑)
■母が死に義父の元から家出をしてきた慎吾。大阪で夜の仕事をしながら細々と暮らしていたところに迎えに来たのは、数年前から外国に行ったきりだった義兄貴奨だった。連れ帰られる日に泊まったホテルで貴奨の仕事を始めて知り、慎吾はその仕事に興味を持ったが…。


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** 神奈木智 **
* ダイヤモンドの条件 *
須賀邦彦 / 徳間書店 キャラ文庫 / 571円 / 4199002391
 業界モノって表現であってるのでしょうか? カメラマンとモデル (にされちゃった高校生) のお話なんですが、私、途中までどっちが攻だか分からなかったんです…挿絵のカメラマン結構綺麗でドキドキしたのでvv はい、つまりモデルくんが受です。まあ、Hはあまり無いのですけどね。どちらかと言うと、恋の駆け引きと言うか仕事の駆け引きと言うか、そっちの方が重要且つ良い感じなのでvv
 とにかく読み応えがあります!本自体も厚いですが、それ以上に2人の微妙な力関係がツボですvv 基本的に樹人 (受) の視点で話が進んで行くので、樹人が荒木 (攻) に振りまわされてるように感じるんですが、結構お互い様なんですよね。つーか、荒木は荒木で大人の仮面をかぶりつづけつつ苦悩してることが段々暴露されましてvv や〜そして私のツボを付く『不器用な攻め』の出来あがりですわ♪最初のナンパ (?) はかなり計画的にしっかりとやれた割に、その後がね (笑)
 後半部分は (と言うより半分ぐらい) 書き下ろしの続編です。雑誌掲載の方でいきなりモデルにされちゃった樹人の2つ目の仕事を書いてるのですが、ここに出てくる佐内さん !彼もまた良い感じでvv いっそ三角関係になって、荒木と2人で樹人を取り合っていただきたいですっ! いや、モデルとしては十分取り合われてますけどね (笑)
 これからも荒木と樹人はお互いを必要として高めて行ける関係で居続けるんじゃないかな〜♪
■道端で人とぶつかり、新進気鋭のカメラマン荒木の商売道具を壊してしまった樹人。30万なんて一介の高校生に弁償できる額じゃなく、言われるままにアシスタントのバイトをすることになった。それなのに…なぜかモデルをすることになって…。


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* その指だけが知っている *
小田切ほたる / 徳間書店 キャラ文庫 / 533円 / 4199001905
 神奈木先生も実はかなり好きだったり (と言いつつもっている冊数少ないですが(笑) ってことで、今回は今 (2002年5月現在) 小田切先生の絵で漫画化連載中のこの作品です。
 へへvv またしてもツボつかれてる私 (笑) だって! 好きな子に素直になれないって素敵vv いや、それで嫌われてしまったりするなら元もこのも無いのですけどね…。いわゆる私の好きな『モテルのに好きな人には不器用』って攻めなんですよっ! これをツボつかれたと言わずしてなんと言う! ←大げさ (爆) 学園一の優等生で人気者の攻め (裕壱) がしてるのとお揃いの指輪を持っていた為に騒がれちゃう主人公 (渉) なんですが、まさかね〜そんな理由でお揃いとはね〜ふふふふ〜vv (意味深過ぎ?) 物語り自体は渉の視点で進んで行くのでなかなか裕壱が何考えてるのがわからないのがまた良いんですわvv こう言う一人称のお話って好きです。
 書き下ろしの続編ですれ違ってる二人も良い感じです♪恋に不器用…ビバ! 不器用 (意味不明) お邪魔虫の女の子にはちょっと思うところありますが…(結果的には良い子だったから良いか?) あ、渉の妹の方は好き〜vv ってこれは続編には出てきてないか (笑)
 ともかく、じれったいけどラブラブな裕壱と渉の恋物語vv 漫画とあわせてお勧めですわ〜vv
■渉の学校では指輪が大流行中。両想いのカップルの指にはペアリングが光っている。渉もお気に入りの指輪をいつも中指にはめていたのだが、これとお揃いの指輪を持っているやつが現れた!そいつは学園一の優等生。人当たりも良くて評判なのに、何故か渉にはきつく当たって…。


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** 高坂結城 **
* NON STOP! *
のもまりの / ビブロス BBN / 854円 / 4882712970
 私がはじめて買ったBLの小説です。それまでは、コミック専門で、まだ今ほど冊数も集まってませんでした。これを買ったきっかけは、本屋さんに行って、なんの気無しに手に取ったらイラストが『のもまりの』さんだったのです。で、しばらく考えた挙句、買ってきてしまいました。家に帰って読んでみたらこれが大当たり!それからノベルズにも手を出したわけですね (笑) って、そんなことはどうでもいいか…。
 内容は、サラリーマンものですね。高坂さんのはそれが多いような? 短め (?) のお話が5本入ってて、徐々に栗山 (受) がオトとされて行くのが楽しい♪ 割と早く纏まることは纏まるんですが、そこからどんどん秋月がいないとやって行けなくなっていくのが! 秋月 (攻) も、カッコイイのに栗山にはメロメロですわ♪ ええ、チョコレートキング様は!(笑)
 あ〜梅昆布茶が飲みたい…。
■新人の栗山詔は配属先の営業三課で超ハンサムな秋月洸也と出会う。そして、お茶や飲み屋に付き合っているうちに『好きだ』と告白され当然のことながら突っぱねたものの…。


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* もう一度ONLY YOU *
葛井美鳥 / オークラ出版 アイスノベルズ / 880円 / 4900780723
 NON STOP!購入後、すっかり高坂さんにハマった私は、買い漁ることになるのです…。で、買ったのがこれ。サラリーマンモノ&ちょびっと学園モノ (?) です。
 水城が可愛いです♪ 特に中学時代のが! 大人の水城 (受) も、もちろん好きですが。有佐 (攻) はね〜ま〜特にはどうとは思ってません、バカボンだし (爆) で、誰が一番お気に入りかといったら『N』氏だったり (笑)
 それにしても10年間の純愛って…なんかロマンですわ〜。ま、有佐なんて10年前のことを色々考えちゃって、ドツボにハマったりもしてましたが (笑)
 それにしても、谷口さんに幸あれですわ…。
■春の人事移動で水城文明の部署に配属されてきたのは、中学生のとき恋人だった有佐裕人。10年ぶりの再開によみがえってくる恋心。甘い時間は続くのか?


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